発祥の地であるホンダ、本社を構えるスズキなど自動車・オートバイのメーカーに縁が深い。また、多くの楽器メーカーも本拠地を構え、楽器の街としても有名だ。JR浜松駅の構内には、誰でも弾くことのできるグランドピアノが設置されている。
浜名湖を望めるスポットが人気。「浜名湖ガーデンパーク」にある展望塔、湖上を横断する「かんざんじロープウェイ」では大パノラマを満喫できる。湖の海側に浮かぶ弁天島は赤鳥居、南国のような砂浜など、美しい景色が評判だ。
Text: Kahoko Nishimura
Photo: Shinya Tsukioka
浜松市の記事
- 2023.01.04 アクティビティガイド 「明治屋醤油」で醤油を搾る特別体験。明治8年創業の変わらない伝統が生み出す日本の味。 140年以上の歴史を持つ老舗醤油屋を訪ねて 静岡県浜松市北部に位置する小松地区。浜松駅から車で30分ほどの場所にあるこの地域は南アルプスの地下水に恵まれ、古くから醤油づくりが盛んだった。このエリアだけでも3軒の醤油屋があったというが、現在残っているのはわずか1軒のみ。その1軒が、当時の面影を残したままの老舗醤油屋〈明治屋醤油〉である。〈明治屋醤油〉は明治8年に創業した醤油醸造所。店舗・醸造所・離れ READ MORE
- 2022.12.24 ミチガタリ 浜松市鴨江アートセンター(浜松市) 取材で街を歩いていると、ひと目で入ってみたいなぁと思える建造物に出会うことがあります。浜松で出会った「浜松市鴨江アートセンター(以下鴨江アートセンター)」もその一つ。JR浜松駅の北口から少し歩いて、鴨江小路を左に曲がると、その建物はありました。入り口の時点で感じる存在感に、居ても立っても居られずにお邪魔してきました。見るからに歴史を感じるこの建物は、1928年、静岡県の浜松警察署庁舎として建設され READ MORE
- 2022.09.13 旅に出る前に読みたい本 キルヤ(浜松) − 「ちいさなタグボートのバラード」ヨシフ・ブロツキー(詩)/イーゴリ・オレイニコフ(絵)/沼野恭子(訳) 30年続いた本屋があった場所で、新たに始めた絵本の専門店 江戸時代から繊維産業が盛んで「いとへんのまち」として知られる浜松市。日本各地にある紺屋町という町名は、染物商(紺屋)が多く住む地区に由来するという。浜松市中区紺屋町。JR浜松駅から歩いて約15分、江戸の名残を名前にとどめるまちの一角に、星野紀子さんがオーナーを務める〈キルヤ〉がある。フィンランド語で「本」という意味を持つ絵本専門店だ。この場 READ MORE
- 2022.11.29 ミチガタリ 秋野不矩美術館と天浜線(浜松市) 昼過ぎから浜松市街で取材があるのですが、朝一にレンタカーを借りて浜松市北部の二俣町へロケハンと称し行ってきました!タビガタリ編集部は空き時間を無駄にしません!! 目指したのは「浜松市秋野不矩美術館」。日本画家「秋野不矩(あきの ふく)」さんの故郷、天竜二俣の丘の上にあります。 秋野不矩さんの作品を鑑賞することはもちろん、浜松市秋野不矩美術館の建築も体感したかったからです。 設計は建築 READ MORE
- 2022.04.12 旅に出る前に読みたい本 BOOKS AND PRINTS(浜松) − 「また旅。」岡本仁 浜松という地域に根ざしながらも、窓は世界に向いている。そんな本屋を作りたい。 JR浜松駅から田町中央通りを北へ歩くこと約8分。ゆりの木通りの交差点に昭和レトロなビルがある。KAGIYAビル。その2階にある〈BOOKS AND PRINTS〉は、浜松出身の写真家・若木信吾さんがオーナーを務める書店だ。「浜松という地域に根ざしながらも、窓は世界に向いている。そんな本屋を作りたい」。そんな思いを形にした READ MORE