江戸時代には、東海道23番目の嶋田宿、24番目の金谷宿が設けられた。江戸の防衛上の理由から橋を架けられなかったため、明治時代に入るまで、人の肩などに旅行者や荷物を乗せて運ぶ川越(かわごし)制度を導入。その後、世界最長の木造歩道橋「蓬莱橋」が整備された。蒸気機関車が走る大井川鐵道、国内外と静岡を繋ぐ静岡空港があり、昔も今も交通の要衝である。
Text: Kahoko Nishimura
Photo: Masaki Kobayashi
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