三重県北部に位置し、四日市港にある四日市コンビナートが立地する工業都市として知られている。市名物のからくり山車「大入道(おにゅうどう)」の子どもをモチーフにした公式マスコットキャラクター・こにゅうどうくんは、市制施行100周年の1997年に誕生した。
伝統的工芸品として指定されている陶磁器・萬古焼は、急須や土鍋などで有名。主に橋北地区と海蔵地区で作られている。
鈴鹿山麓の恵みを受けて、お茶の生産や酒造が盛ん。素麺づくりに適した風土から、大矢知素麺も作られている。

 
百人一首にも詠まれた紅葉の名所・宮妻峡や、子牛やヤギのいる四日市市ふれあい牧場など、豊かな自然にも触れられる。
夜になると工業地帯が美しく煌めき、展望台やクルーズ船など様々な角度から見ることができる。全国的に人気のある萬古焼を楽しむなら、「ばんこの里会館」で陶芸工房の体験、産直ショップでのお買い物がおすすめ。
 

Text: Kahoko Nishimura
Photo: Shinya Tsukioka



 


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※記事中およびイラストマップの情報は2023年3月の情報です。掲載されている情報が現在とは異なる場合があります。