京町屋をリノベーションした店内でいただくのは、ブルックリン発の和定食。
毎日何かと忙しく、つい簡単に済ませてしまいがちの朝ごはん。たまに「美味しい朝ごはんが食べたいなぁ」と思うことはありませんか?そんな願いが叶う和定食屋を京都・五条で見つけました。
地下鉄 五条駅から約5分、住宅街を歩いていると遊び心ある看板が見えてきます。お皿に「魚」の一文字が盛られた可愛い看板が目印の〈ロリマー京都〉。こちらは魚をメインにした定食がいただける、ニューヨーク・ブルックリンから逆輸入したと話題の和定食屋です。
どんな定食がいただけるのかワクワクしながら足を踏み入れると、魚の美味しそうな香り…。お腹空いたなぁ。店内は和モダンでお洒落な雰囲気。カウンター席の目の前はオープンキッチンになっていて調理風景を見ることができたり、お店の方と会話を愉しめたりと、ライブ感満載です。
旬の新鮮な魚を美味しい食べ方で。
こちらでいただく魚は京都府北部の舞鶴から仕入れた旬で新鮮なもの。珍しい魚や質のいい魚を厳選しているそうで、種類は訪れてみてからのお楽しみです。主菜はこだわりが詰まった焼き魚。塩味の「海水ベース」か、醤油やみりんを使用した「幽庵ベース」の2種類から好きなものを選べます。
焼き魚がメインの和食と聞くとオーソドックスな気がしますが、下ごしらえにも一工夫。なんと一緒にあわせるのはフルーツやハーブ!それぞれの魚の種類に合うものを使用して香り付けをしているそうです。フルーツとハーブの爽やかで豊かな香りをまとった焼き魚、どんなお味なんでしょうか…。
その日の気分に合わせて好きな味をセレクト。
メニューは一見ごくシンプルですが、こだわりと楽しみが詰まっています。定食は和食の基本である「一汁三菜」や「一汁五菜」、お刺身が付いた「一汁五菜二魚」の、魚と野菜を中心とした3種類。ごはんは「鯛の焼きおにぎり」や「とうもろこしごはん」などにアレンジができるので、お腹と相談しながら好きなものをセレクトできるところも嬉しいポイントです。
今回は「一汁三菜」の定食に、メインの焼き魚は「黒鯛の海水ベース」をチョイス。ごはんは「日替わりの炊き込みご飯」にアレンジしました。この日の海水ベースはみかんと三つ葉で香り付け。ふんわりとした黒鯛は絶妙な塩気とほんのり香る爽やかさがアクセント。魚の旨みが口いっぱいに広がり、食が進みます。
アレンジできるのが嬉しい和定食。大きな栗の入った日替わりの炊き込みごはんは、バターを混ぜていただきます。
和食には欠かせないあたたかいお味噌汁もいただいて、お腹も心もほっこり幸せ気分。
身体が目覚める美味しい朝ごはん、次に訪れたときにはどんな魚をいただけるのか楽しみです。
Text & Photo:tabigatari editorial department
いつもと違う京都府観光には、京都市下京区の〈ロリマー京都〉がおすすめ。
ロリマー京都
所在地 | 京都府京都市下京区橋詰町143(Google Map) |
アクセス | 京都市営地下鉄 五条駅から徒歩約5分 JR京都駅から徒歩約10分 |
電話番号 | 075-366-5787 |
URL | https://www.instagram.com/lorimer_kyoto/ |
営業時間 | 平日8:00~15:00 (L.O.14:30) 土日7:30~15:00 (L.O.14:30) |
休業日 | 不定休 |
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