午後からの取材撮影の前に少々時間があったので、朝早めにホテルをチェックアウトし名鉄三河線に揺られ終点の碧南駅まで行ってきました。
目的は、お寺や路地が点在する「大浜てらまち」界隈の散策と、三河みりん発祥の醸造元と言われる「みりん蔵」へ行くこと!
抜けるような青空の中、碧南駅を降りてまずは南へ歩を進めます。
街並みを眺めながら歩いていると運河(河川?)にぶつかるので橋を渡って右折し緑道を西へ進みます。
まずは駅前広場から南へ向かいます
まずは駅前広場から南へ向かいます
歴史的建造物である旧大浜警察署を眺めつつもまた橋を渡って左に曲がると“それ”はすぐそこにあります。

ここはなんと徳川家康公がかの有名な「伊賀越え」で伊勢(現三重県鈴鹿市)から船に乗り伊勢湾を横断し上陸したと伝わる場所。(諸説あり)
こちらの大浜稲荷社の西側は当時海だったそうです。上陸した時はさぞホッと胸を撫で下ろしたのではないかと妄想やロマンが止まりません。歴史好きな私にとっては毛穴が開く思いでした。
「大浜十ヶ寺」の一つ「西方寺」荘厳で風格がありました
「大浜十ヶ寺」の一つ「西方寺」荘厳で風格がありました
その後、寺町を散策しながら三河みりん発祥のみりん蔵と言われる「九重味淋」さんへ。
こちらは敷地内には築200年の古民家を改築した「K庵」というレストラン&カフェと、物販店舗「石川八郎治商店」があります。生憎「K庵」は予約いっぱいでランチをいただくことは叶いませんでしたが、「石川八郎治商店」でみりんの試飲をさせていただきました。アルコール度数も高く、まるで上質なお酒をいただいている気分でした。新米仕込みと泡盛仕込みの本みりんとで風味も違い、とても新鮮な体験をさせていただきました。
背負っている荷物の重さが気になりつつも、風味もパッケージも気に入った新米仕込みの本みりんを購入!
そろそろお腹も減ってきました。
ランチは散策中に発見した炭焼うなぎ「十一八(じゅういちや)」さんへ。開店前からお客さんが並んでいたのを目撃し気になっておりました。

せっかくなので奮発してひつまぶし定食をいただきました!
奮発とは言え東京だとこの値段でうなぎを食べることはできないですね。。御櫃を開けてびっくり!想像を遥かに超えるほどうなぎがびっしり。。まずはそのままうな丼としていただく。
もう私の拙い文章では表現できないほど肉厚で旨味もあり香ばしく最高でした。後半戦はお出汁を掛けて。結局5〜6杯はお碗でいたきました。お腹ははち切れるほどいっぱいで幸せな時間でした。お新香もおいしく本当に最高でした。
 
おっとそんなことを言っている間にロケ地へ急がないといけません。
正直、碧南についてほぼ知識がありませんでしたが素晴らしいところでした。
港もありますし、レールパークも見てみたかったですし、まだまだ気になるお店もいっぱいありましたが
それはまたいつか。
 


Text:tabigatari editorial department
Photo:Shinya Tsukioka


いつもと違う愛知県観光には、碧南市の〈大浜てらまち〉がおすすめ。

九重味淋(K庵 / 石川八郎治商店)


所在地愛知県碧南市浜寺町2丁目11番地 (Google Map
アクセス名鉄三河線「碧南駅」徒歩5分
URLhttps://kokonoe.co.jp/
営業時間    石川八郎治商店:9:30~17:30
K庵:11:00〜17:00(予約可能)
※詳細はホームページにてご確認ください
定休日毎週月曜日 毎月第1・第3火曜日
※詳細はホームページにてご確認ください

 

炭焼うなぎ 十一八(じゅういちや)


所在地愛知県碧南市音羽町1-150(Google Map
アクセス名鉄三河線「碧南駅」徒歩5分
URLhttp://aichi.j47.jp/jyuichiya/
営業時間    11:00~14:00(オーダーストップ13:30)
16:00~20:00(オーダーストップ19:00)
※詳細はホームページにてご確認ください
定休日毎週火曜日、(夜のみ)月曜日
※月末は月曜日と火曜日の連休です。

 
※記事中の商品・サービスに関する情報などは、記事掲載当時のものになります。詳しくは店舗・施設までお問い合わせください。