取材の合間に岐阜市にある「みんなの森 ぎふメディアコスモス(以下メディアコスモス)」を訪れました。
このメディアコスモスは岐阜市立中央図書館を中心に市民交流施設を併設した複合文化施設。
最寄りのバス停を降り、旧岐阜県庁舎の前を横切りメディアコスモスへ向かいました。
設計者は世界中で活躍される建築家 伊東豊雄氏。まさに世界クラスの施設でした。
設計者は世界中で活躍される建築家 伊東豊雄氏。まさに世界クラスの施設でした。
メディアコスモスとその周辺に関しては事前に下調べをしていたので雰囲気や概要は理解していたものの、いざ訪れてみると岐阜市役所との間の広場といい想像以上に気持ちのいい空間が広がっていました。

メディアコスモスの1階はホールやギャラリーのほか、コンビニエンスストアやカフェなどがあります、何より目を引くのはたくさんの本が並ぶガラス張りの書庫。なんかずっと見てられる。。
 
そしていよいよエスカレーターで2階に上がってみて衝撃!2階の広大な空間すべてが図書館となっているではありませんか!
天井に流線型で組まれた格子といい、巨大な傘?パラソル?といい実際に訪れてみると圧巻の空間です。
キッズコーナーから哲学書まで蔵書も多く、あまりの規模とその構造に終始興奮気味でした。
 
時節柄いくつかの場所は利用を制限されていましたが、窓越しのカウンター席や円形ソファー、あとはなんて言っても岐阜城を眺望できるテラス席までありました!利用者は心地よい静寂の中、思い思いの場所で読書をしており大変充実した施設でした。
 
とにかく心地よく素敵な空間に圧倒されました。岐阜市民が羨ましいというのを超え、もはや嫉妬するレベルです。
周辺緑地を含めまさに市民の憩いの場であり、知を学び、文化を育み発信・交流していく拠点となっているのではないかと思います。
子供と一緒に1日ゆっくり過ごせたら最高だろうなと思いました。
 
周辺の空間も気持ちよく読書や会話を楽しむ方々も、まさに市民の憩いの場となっていました
周辺の空間も気持ちよく読書や会話を楽しむ方々も、まさに市民の憩いの場となっていました
公共の施設が充実している街ってとても素敵だと思います。
そこで育つ子供たちに大きな影響を及ぼすと思いますし、感性も豊かになるだろうなと。メディアコスモスはまさに知の森、文化の森、子供たちを育む森のように感じました。機能優先ではなく文化や芸術や交流を育む場所として本当に素敵な場所でした。

観光に来て図書館?と思われるかもしれませんが、あえて図書館でゆっくり読書をするというのも贅沢ですね。
メディアコスモス本当におすすめです、一見の価値ありです!
 


Text:tabigatari editorial department
Photo:Shinya Tsukioka



いつもと違う岐阜県観光には、岐阜市の〈みんなの森 ぎふメディアコスモス〉がおすすめ。

みんなの森 ぎふメディアコスモス


所在地岐阜県岐阜市司町40番地5(Google Map
アクセス「岐阜市役所・メディアコスモス」
「市役所・メディアコスモス西」バス停下車すぐ
URLhttps://g-mediacosmos.jp/
開館時間    9:00~21:00(中央図書館は 9:00~20:00)
※詳細はホームページにてご確認ください
休館日月1回 毎月最終火曜日(祝日と重なる場合は翌日・年末年始と重なる場合は前週の火曜日)及び年末年始12月31日~1月3日
※詳細はホームページにてご確認ください

 
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