どて焼き、おでん、昼呑みという至福の組み合わせ
三島駅の南口を降りて目の前に広がる楽寿園を越えていくと、個人経営の小さなお店などが増えていきます。その三島市本町エリアに昼呑みのできるお店がありました。その名も〈どてやま〉。昼から夜まで通しで営業していて、店名の由来にもなっている「どて焼き」や、店主のご出身である静岡市の名物「静岡おでん」が季節を問わず食べられます。
“沁み沁み”の静岡おでんはお母様のお味
大きな窓とカウンターで気持ちのよい“やりとり”
店内は、居酒屋というより素敵な洋食屋さんのような感じで、立派なカウンターも。こちらは元々喫茶店だったそうで、少しクラシックな雰囲気の設えが気に入って、そのまま使っているものも多いのだとか。「ただドアと窓にはこだわって、新しくしました」と三津山さん。「大きな窓ガラスにすることで、お店の様子が外から見えて『なんか楽しそうだな』と思ってもらえるのもいいし、中のお客さんが外を通る人に『楽しそうでしょ』って感じで(笑)通りを眺めるのもいいなぁと」
店主の三津山さん
お供のゆでたまごも最高な「どて焼き」
懐かしい味を新しい飲み方で
メニューを見ると、静岡の地酒やワインのラインナップも豊富。ハイボールもいいですよねぇと悩んでいると、最近お店で人気なのは「ハイリキ プレーン」のモヒートセットだといいます。「ハイリキ」はかつて80年代に爆発的に流行した“チューハイ”ですが、最近また人気があるそうで、一般的なのは「ハイリキ レモン」。三津山さんのおすすめは、くせのない「ハイリキ プレーン」にミントとライムを入れてモヒート風にしたもので、東京・赤羽の有名居酒屋でもお馴染みな飲み方。
ハイリキ プレーンをモヒートセットで
いやー、とても心強いご意見です。ほんと、最高ですよね。
「都会でもない、かといって田舎過ぎない。とても“ほどよい”ですよね、三島って。三嶋大社があって、そこから何となく歴史のあるような雰囲気が漂ってくるんで、小道なんかを歩いてもすごい和みますし。そして小さい川も流れている。やっぱり水と緑がある風景っていうのは心に染みるというか、それがすごくいいと思いますね」
今後は新しいメニューも増やしていきたいという三津山さん。とても楽しみにしています!
Text & Photo:tabigatari editorial department
いつもと違う静岡県観光には、三島市の〈どてやま〉がおすすめ。
どてやま
所在地 | 静岡県三島市本町1-27山口ビル1F東(Google Map) |
アクセス | 三島駅南口から徒歩約10分 |
電話番号 | 055-960-7164 |
@dote_yama | |
営業時間 | 12:00~22:00(水曜は16:00〜) |
休業日 | 月曜・火曜(祝日は変動あり) |
※記事中の商品・サービスに関する情報などは、記事掲載当時のものになります。詳しくは店舗・施設までお問い合わせください。