富士山と茶畑とアートと共にゆほびかなる時を過ごす


東海道本線富士駅を下車し、路線バスで北へ約30分程のところに〈YUHOBI Cafe〉があります。店名は「ゆほびかなり」という古語が由来で、広くゆったりとし穏やかで豊かな場所という意味だそう。
その名のとおり大きくそびえ立つ富士山と周囲には茶畑があり、倉庫を改装したカフェは天井が高く、広くてゆったりとした空間です。店内に入ると可愛らしいモロッコランプに迎えられ、まるで美術館のよう。お店全体がギャラリーとなっていて、時期それぞれに色々なジャンルの作品に出会えるのも楽しみの一つです。また、クラフトコーナーも併設されており、世界に一つだけの作品を購入できます。
シェフパティシエとクラフト作家のご夫婦が営むこのカフェでは、地元食材をふんだんに使用したカフェランチと、季節の果実や素材にこだわったケーキ、アレンジされた富士のお茶をいただけます。

 

フランスパリのカフェでは定番メニュー「シューサレ・デリプレート」とコク深い「ゆほびカレー」


シェフパティシエが焼き上げるサクッとしたシュー生地に、日替わりのデリ(惣菜)と富士宮産鶏の自家製ハムか鮭のムニエルをサンドしていただくのが「シューサレ・デリプレート」です。
今回は自家製ハムをいただきました。しっとりしていてとても柔らかく新鮮な鶏本来のうま味が引き立ちます。デリには富士宮市のあばたけ農園から仕入れる新鮮な無農薬野菜がふんだんに使用されており身体にとてもやさしいメニューです。
「シューサレ・デリプレート」
「シューサレ・デリプレート」
そして、もう一つのおすすめメニューは「ゆほびカレー」。富士宮青木養鶏場の富士の鶏と国産豚に果物や香味野菜をスパイスとともにじっくり炊いたカレーは、コク深く甘口でお子様にも人気の一品。
「ゆほびカレー」
「ゆほびカレー」
ご紹介したメニュー以外にもドリアやミートパイ、こだわりのキッシュなどの軽食も楽しめます。

 

こだわりのケーキと一緒に楽しむ「ゆほびの富士はな茶」


ケーキはショーケースの中から「旬のいちごタルト」をチョイス。
口いっぱいにいちごの香りが広がり完熟していて新鮮な食感、タルトはサクサクしてクッキーのようです。季節の果実と素材が厳選されたとても上品な味わい。

そしてケーキによく合う「ゆほびの富士はな茶」。
地元の茶師厳選のお茶とブレンドハーブのマリアージュは初めての体験でしたが、ハーブの香りにとても癒されました。
1杯目はそのままお茶本来の味を楽しみ、2杯目からはハーブを加えて香りを楽しみます。普段飲みなれた煎茶がまったく新しい味に生まれ変わります。煎茶だけでなく和紅茶やほうじ茶にもハーブが調和するので、こちらはぜひ試していただきたい一品です。
富士山と茶畑の絶景スポット「大淵笹場」からほど近い〈YUHOBI Cafe〉で、ココロもカラダも満ちる食事・デザート・アートを堪能し、ゆほびかなる時を過ごしてみてください。



Text & Photo:tabigatari editorial department




いつもと違う静岡県観光には、富士市大渕の〈YUHOBI Cafe〉がおすすめ。

YUHOBI Cafe


所在地〒417-0801 静岡県富士市大渕3440-11(Google Map
アクセスJR富士駅から路線バスにて約30分
穴ヶ原上より 徒歩約3分
電話番号0545-77-8252
URLhttps://yuhobi.com/
営業時間11:00〜18:00 (17:30 L.O)
休業日水曜日・木曜日 

※記事中の商品・サービスに関する情報などは、記事掲載当時のものになります。詳しくは店舗・施設までお問い合わせください。