『旅で聴く曲』

旅では街の音、自然の音を聞くことが勿論醍醐味ですが、音楽は私にとって必須事項。

道中のウキウキした気持ち。
初めて見た景色に重ねるいつかの記憶。
目の前に広がる風景に高揚する心、凪ぐ心。
満たされた総てを抱えて就く帰路。
また繰り返す日常を前に少しだけ重い心と、
心地良い疲れに身体を沈める時間。
それぞれに肌触りの良い音に出逢えると、
またその旅が彩られる。

今回は私の今までの日本での旅を思い出しながら選曲してみました。

旅に出ると私は兎に角歩く。
そして要所要所で音楽を聴いてみる。
音楽によって変わる景色を眺め、
景色によって変わる音楽を楽しむ事が好きです。

このセレクトの中にみなさんの旅を彩る一曲がありますように。
 
1. ルージュの伝言荒井由実
2. Stompin’ at the Savoy (feat. Mr. T-Bone)North East Ska Jazz Orchestra, Mr. T-Bone
3. ValentinoDiane Birch
4. Cou CouMonsieur Periné
5. S.W.A.T. (Stop Worrying About Things)Jasper Sawyer
6. House of CardsIrma
7. Lovely DayBill Withers
8. ラヴ美空ひばり
9. AmsterdamGrace Davies
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Text:Shishido Kavka
Cover art:Yoshiyuki Okada


シシド・カフカ

メキシコ生まれ。
ドラムヴォーカルのスタイルで2012年「愛する覚悟」でCDデビュー。2013年9月ファーストアルバム「カフカナイズ」発売。以降セッション・ミニアルバムを含む4枚のアルバムをリリース。

ミュージシャンとして各FESなどへの出演の他、女優として2017年、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演し一気に話題となり、2020年にはNHKドラマ10「ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜」にて主演も務めた。
最近では、NHK BS-Pで放送されている「巨樹の国にっぽん」シリーズをはじめ、ドキュメンタリー映画や番組でのナレーションも務めるなど、多方面で活躍中。

音楽面では、2018年にアルゼンチンに留学してサンティアゴ・バスケス氏のもとでハンド・サインを学び、同年より100種類近くのハンド・サインを出しながら即興演奏でリズムを奏でてセッションしていくリズム・プロジェクト「el tempo(エル・テンポ)」をディレクションし、パラリンピックの閉会式に出演したことでも話題となった。
フェスや会館公演、学校でのワークショップのほか、都内にて「el tempo」の公演も開催している。

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