中山奈津実
なかやま なつみ
1996年神奈川県生まれ。「ほぼ日」商品事業部所属。「〈O2〉」や「つきのみせ。」といったアパレルブランドのほか、「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」などの商品・販売コンテンツの企画を担当している。
旅とその装いにまつわるQ&A
Q1. どのような旅が好きですか?
以前はよくひとりでゲストハウスに泊まっていました。その日たまたま宿泊していた方やスタッフさんと話したり、その町で数日間ゆっくりと暮らすように過ごすのが好きです。宿で意気投合して、翌日一緒におでかけすることも。服やアート、インテリアが好きなので、最近は、気になるショップやギャラリー、イベントを見てまわるのが目的になることもあります。自然豊かな場所に出かけたり、その土地のおいしいご飯やお店を探して食べるのも好きです。
Q2. あなたにとって旅とはどんなものですか?
日常生活から離れて、リフレッシュする時間。あたらしい人や場所、ものと出会えるきっかけ。
ふだんよりちょっとオープンな自分にも出会えます。
Q3. 今回の装いはどのような旅のイメージですか?
学生のとき短期間住み込みで働いていたことがある飛騨高山のゲストハウスに、数年ぶりにまた行きたいな、と思いながらコーディネートを組みました。温泉に入ったり、古い町並を歩いたり、ちょっと足を伸ばして上高地にも行きたいです。Q4. 装いのポイントは何ですか?
旅中はなるべく身軽でいたいので、重いコートなどは避けて、重ね着で防寒対策を。コートは襟元を立てれば風を防ぐことができ、折りたたんでもシワになりにくい素材感なのもポイント。長い移動時間もリラックスして過ごせるように、ニットやパンツは体を締めつけすぎず着心地がいいものを選びました。足元は、ふだんから愛用しているスニーカー、An Irrational Elementのジャーマントレーナー。どんなボトムスにも合わせやすいデザインと、履き心地のよさが気に入っています。SIRI SIRIのスカーフは、ご飯を食べに行くときなど、ちょっとおしゃれをしたいときのために。Q5. 旅の装いを選ぶとき、なにを一番意識しますか?
動きやすさ。体温調節のしやすさ。
旅の供にまつわるQ&A
Q6. 旅に必ず持っていくものはなんですか?
カメラです。- RICOHのコンパクトデジタルカメラ「GR IIIx」
- 「写ルンです」
Q7. 持っていく理由や、旅先での使い方を教えてください?
写真を撮るのが好きなので、カメラはかならず持っていきます。GR IIIxと写ルンですは、どちらもポケットに入れて持ち運べるコンパクトなサイズ感がお気に入り。ふだんはスマホかコンデジを使うことが多いのですが、フィルムの質感が好きなので、旅などのちょっと特別なときには写ルンですもいっしょに持っていきます。同じ景色を同じように撮っても、全然違ったかたちで残るのがおもしろいなと思います。中山奈津実さんの旅の1枚
いちばん最近行った旅先の五島列島での一枚です。滞在中はあいにくの天気でしたが、たまに雲の間から差し込む太陽の光がとてもきれいでした。(写真提供:中山奈津実)
Text: Natsumi Nakayama
Photo:Yuji Kanno
Supervision:Setsuko Todoroki