関根由美子
せきね ゆみこ

東京・下北沢にある生活雑貨店「fog linen work」オーナー。リトアニアのリネンを使ったオリジナル商品を企画、インドのテキスタイルを使ったブランド「miiThaaii」を立ち上げるなど、活動は多岐にわたる。

Instagram : @foglinenyumiko
@foglinenwork @miithaaii


旅とその装いにまつわるQ&A


Q1. どのような旅が好きですか?

スケジュールにあまり余裕のない強行軍でバックパッカー的な旅も、少しいいホテルでのんびりした時間を過ごせる旅もどちらも好きです。

今までは仕事で取引先を訪ねる一人旅、現地でいろんな人とも商材とも出会うようなことが多く、そんな旅を楽しんできたのですが、これからは家族やパートナーと少しのんびりした旅も楽しみたいです。
 

Q2. あなたにとって旅とはどんなものですか?

20代前半で自営業を始めてから、海外から商品を仕入れる仕事だったため、2ヶ月に一回ペースで海外に行っていたこともあり、旅は日常でした。コロナ期間中に家でのんびりすることを覚えてしまい、少し旅から離れていましたが、昨年からまたあちこちに行きはじめると、やっぱり楽しいこともたくさん。

旅とは自分の視野を広げてくれるものだと思っています。
 

Q3. 今回の装いはどのような旅のイメージですか?

今年の春にインドへ(東から西、そして南へと2週間行ってきました)行った時のコーディネートです。
 

Q4. 装いのポイントは何ですか?

現地の人に馴染むように。

色違い、素材違いで同じ形の服を何色か持っているので、行く場所によって素材や合わせるアクセサリーやスカーフを変えてコーディネートします。
 

Q5. 旅の装いを選ぶとき、なにを一番意識しますか?

ホテルで自分で洗濯ができるもの。
天然繊維で着心地がいいもの。
重ね着ができるもの。
 


旅の供にまつわるQ&A


Q6. 旅に必ず持っていくものはなんですか?

ルンギ(インドの人が腰巻きにするチェックの生地)、本、メガネをいくつか。
 

Q7. 持っていく理由や、旅先での使い方を教えてください?

ルンギは、肌寒い時に羽織ってスカーフがわりに。バスタオルがないホテルではタオルがわりに。衛生的にちょっと心配なベッドやシートに敷いたり。腰巻きなのですが、身体に巻き付けて、パジャマにも。

本は移動の時間に現地の情報を仕入れるため。また帰りはじっくり読みたい小説などに没頭。

メガネはなくなると大変なので、いつも3個くらい持って行きます。
 

関根由美子さんの旅の1枚

(写真提供:関根由美子)
(写真提供:関根由美子)

Text:Yumiko Sekine
Photo:Yuji Kanno

Supervision:Setsuko Todoroki