きちんとしなくていい、私の旅のスタイル。
ちょっと遅いのかもしれませんが、最近ビートルズの映画「ザ・ビートルズ: Get Back」を見てビートルズにハマっています。
現実と理想の間を行ったり来たりして混沌の中にありつつもユーモアたっぷりの雰囲気の中から生まれてくる、ビートルズの制作現場に居合わせることができる貴重な映像です。最後のライブ、ルーフトップコンサートには、ただただ、憧れます。
ビートルズの好きな曲を選ばせていただこうか迷ったのですが、ここでは、旅をしている時に聴きたくなる曲を選んでみました。
旅行中もうっかりしているとソシアルメディアに時間を奪われてしまうので、このプレイリストを聴きながら、意識的にボーッと風景を眺めたり、街を散策できたらと思います。荷物は少なめにして、服もどのくらい気回せるかを楽しむのもいいかもしれません。毎日のルーティンから抜け出して、生産性とか効率とかを忘れて。温泉に行くにも手拭い一枚でいいんです。きちんとしなくていい。ティーバッグは持っていきます。PG Tipsをジップロックに入れてというのが、私の旅のスタイルです。
1. トラベラーズソング | けもの |
2. Vacation | Florist |
3. Plastic Jesus | Tia Blake |
4. Passionfruit | ベニー・シングス |
5. Shake | Yeek |
6. リップクリームダブ | けもの |
7. Nobody’s Fault | ベニー・シングス, トム・ミッシュ |
8. Freight train | Elizabeth Cotten |
9. かなしいうた | 工藤祐次郎 |
10. 恋人へ | Lamp |
11. I’m going home | Pat The Bunny |
Text:Yuri Abelson
Cover art:Yoshiyuki Okada
エーブルソン友理
東京出身。スイスでグラフィックデザインを学び、NYでブランディングの仕事に携わる。その後、2000年にブルックリンでポスタルコを共同創業し、アートディレクション、グラフィックデザインの活動を続けている。
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