黒田トモコ
くろだ ともこ

press room alice daisy rose主宰。
「TOWAVASE」や「MAISON RUBUS.」などのブランドのPRのほか、イギリスのビーガンフレグランスキャンドル「LO」のセールスを担当している。

 

http://www.rubus.jp/
https://lo.studio/jp/
https://alicedaisyrose.com/
Instagram : @kuraramountain


旅とその装いにまつわるQ&A


Q1. どのような旅が好きですか?

国内だったら京都が好きなので、京都に行けるなら仕事でも何でも嬉しいです。
好きなのは、予定を詰め込まない旅。現地の友人のお勧めを楽しむ余白をあけておくような感じでしょうか。あと一緒に行く人同士がお互いの行きたい場所や目的を尊重することも楽しい旅のポイントだと思います。例えば昼間はそれぞれ行きたい場所に行って、夜ご飯で待ち合わせするとか。

もちろん行きたい場所が同じなら一緒がより楽しいし、友人が行きたい場所に興味あればご一緒させてもらう。京都は様々な選択肢があるので、行きたい場所、会いたい人など、それぞれの楽しみ方で滞在するのがいいなぁと思います。そういう気心知れた旅が好きです。
 

Q2. あなたにとって旅とはどんなものですか?

日常の延長とファンタジー。
例えば誰もいない大自然を楽しむようなワイルドな旅や、言葉も通じず文化も全く違う国へ行くような旅は経験したことないので、きっとそういう旅も楽しいと思いますが、今のところは仕事で寄らせて頂く旅にプライベートモードを加えるので充分楽しいです。そこで起こる偶然や良き出会いに旅のファンタジーを感じます。
 

Q3. 今回の装いはどのような旅のイメージですか?

先日実際にあったシチュエーションなのですが、京都で昼はお仕事先のイベントのお手伝いをして、夜は友人の妹さんの一乗寺にあるcoimo wine & cafeというワインバーで、一緒に旅する友人と地元の友人たちと待ち合わせ。
私は会食後だったのでワインとパフェを。パフェがあまりにも美味しすぎるのでワインもどんどん飲めちゃいます。昼はどうしてた?明日はどうする?ここお勧めだよ、など楽しくおしゃべりしながら京都の夜は深まります。
 

Q4. 装いのポイントは何ですか?

京都だとたくさん歩いて美味しいものを頂くのが大前提なので、ストレスフリーなサイズ感かつ着ていて気持ちが楽しくなるアイテムをコーディネートします。

あと、福田里香さんと森香菜さんプロデュースの折りたためる竹籠バッグantego(アンテゴ)をいつも旅に持っていきます。その日の気分や服装にあわせて旅のバッグも変えられたらいいなと思って。
 

Q5. 旅の装いを選ぶとき、なにを一番意識しますか?

お天気も重要ですがその日の気分を一番大事にします。
着まわしコーディネート的なことはあまり気にせず、着ないかもしれないけど着るかもしれないから念のため持って行こう!と、どんどん荷物が増えるタイプです。
 
  • ワンピース/TOWAVASE(トワヴァーズ) カディコットンにフラワープリントが施されたワンピースは、着心地がよく、柄もシックでかわいく、着ていて楽という優れもの。

  • ペチコート/LISETTE(リゼッタ) ワンピースの下に着ると裾から見えるか見えないかですが、歩いているときや椅子にすわったときに自分からチラッと見えるバランスがすごく好き。

  • ソックス/Scrumpcious(スクランプシャス) 京都だと靴を脱いで拝観する神社やお寺、お屋敷に、畳のお部屋で展示するギャラリーが多いので、ソックスもお気に入りのものをあわせます。

  • サンダル/DANSKO(ダンスコ) このサンダルはあまりにも好きすぎて色違いで4足持っています。どんなに歩いても疲れ知らず、ストラップはベルクロ仕様で着脱が楽。そのうえ身長が6㎝も高くなるなんて、最高すぎます・・・!

  • ヘアピン/Coucou Suzette(クク シュゼット) いつも2〜3個つけているのですが、万が一旅先で無くしてしまうと心のダメージが大き過ぎるので予備でいくつか持っていきます。

  • ポーチ/Anya Hindmarch(アニヤ ハインドマーチ) 大荷物派なのでバッグは常に2個。このポーチはペットボトルをリサイクルした素材で作られているので、丈夫で軽く、雨に濡れても大丈夫。お財布、ハンカチ、携帯、チケットなどがすぐに取り出せる旅の必需品です。つけているチャームポーチもアニヤ ハインドマーチ。本来はイヤホン用だけど私はお守りを入れています。

  • バッグ/PALOROSA(パロローサ) このバッグの素材もリサイクルプラスチックで丈夫で軽い。チャームポーチはシルバーがアニヤ ハインドマーチ、ブルーがエルメス。それぞれに旅先で買ったお守りを入れています。ピンクのチャームは長崎のOM sabai sabaiのオリジナル。ちょっと派手めなチャームをつけておけば置き忘れ防止にもなるかなと。笑。


旅の供にまつわるQ&A


Q6. 旅に必ず持っていくものはなんですか?

ダーニングセットとルームスプレー
 

Q7. 持っていく理由や、旅先での使い方を教えてください?

旅先だと妙に早起きしてしまうので、朝食に出かける前にチクチクと趣味のダーニングを。
へたっぴですが手を動かすとぼんやりしていた頭がだんだん冴えてきます。

本当はキャンドルを持っていきたいのですがホテルでは火気厳禁なので、いつも灯してるキャンドルと同じ香りのルームスプレーを持っていきます。私にとって旅は日常の延長なので、いつもと同じ香りだとそっけないビジネスホテルの部屋でも落ち着けます。

黒田トモコさんの旅の1枚

京都・五条大橋からの夜景。旅先での夜の一人歩きが好きです。(写真提供:黒田トモコ)
京都・五条大橋からの夜景。旅先での夜の一人歩きが好きです。(写真提供:黒田トモコ)

Text:Tomoko Kuroda
Photo:Yuji Kanno

Supervision:Setsuko Todoroki