超個性派のラーメン屋さん!?まず最初に食べてほしいのは…!
「せっかく鎌倉に来たのであれば、“鎌倉らしい”ものが食べたい」。その一心で訪れたのは、神奈川県・鎌倉駅から徒歩約10分、六地蔵の交差点を過ぎたあたりにあるラーメン屋さん〈一閑人〉です。「鎌倉らしい=ラーメン?」と疑問に思われてしまいそうですが、このお店でしかいただけないラーメンがあるんです。早速メニューを見てみましょう。
他のお店では聞いたことがない「豆乳塩ラーメン」や「青唐つけ麺」、「鎌倉サラダ」がパッと目に飛び込んできます。今回はこの3品をいただくことにしました。料理を待つ間、まずはルイボスティーで乾杯。ほんのり口の中に広がる苦みが心地良い!暑い中、鎌倉散策をした身体をクールダウンさせて、ラーメンをいただくための準備も万端です。ラーメンの前に絶対食べてほしいのが、畑で育った鎌倉野菜をたっぷりいただける「鎌倉サラダ」!季節ごとに野菜の種類が変わるとのことで、今日は紫色のじゃがいも“シャドークイーン”や、目にも鮮やかな“うずまきビーツ”、キュウリとディルを和えたものなど盛りだくさん。珍しい野菜も多いので、食感も味も新しい体験をすることができます。
ドレッシングも店長さんの手づくり。「なくなったらその都度、作っているんだけど、味が若干違うんだよね」とおっしゃっていましたが、その時にしか出会えない組み合わせなんて、なんとも貴重で味わい深いと思いませんか?
鎌倉野菜×つけ麺=無限の可能性を秘めた美味しさだった!
さて、たっぷり野菜をいただいた後には、いよいよラーメンへ!「青唐つけ麺」は麺に青唐辛子が練りこんであります。麺だけで食べてみると、ピリッとした風味が。魚介と豚骨をベースにした濃厚なつけ汁は麺との相性を考えて、まろやかさとさっぱりさが共存するよう計算されています。付け合わせの葉物野菜もつけ汁と一緒にいただくと、サラダとはまた違う野菜の甘みを感じることができますよ。チャーシューやメンマに加え、きくらげもトッピングされているので、食感を楽しみながら食事が進みます。
ここにしかない空間で、ここにしかないメニューを堪能!
一方で、「豆乳塩ラーメン」は、このお店の名前である〈一閑人〉ととても縁のあるメニュー。「一閑人」とは、器のふちに唐子が付いている意匠のことを言い、「豆乳塩ラーメン」はこの器での提供でした。もともとは、人が井戸を覗いている姿を表しているともいわれていますが、この器で盛り付けられたラーメンを見ると、まるで「熱々だよ~、美味しいよ~」と話しかけてくれているかのよう。
平打ち麺のつけ麺と変わって、こちらは細麺。豆乳のまろみをしっかりと絡めていただける太さです。スープが少し濃いめなのかなと思いきや、見た目とはウラハラ、さすがは豆乳。あたたかく包み込んでくれるような優しいお味です。具が大き目でしっかりとした食べ応えがありつつも、くどくなく最後まで美味しくいただけますよ。
Text & Photo:tabigatari editorial department
いつもと違う神奈川県観光には、神奈川県鎌倉市の〈一閑人〉がおすすめ。
一閑人
所在地 | 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-10-3(Google Map) |
アクセス | JR鎌倉駅徒歩約10分 |
電話番号 | 0467-33-4559 |
URL | https://www.instagram.com/ichikanjin/ |
営業時間 | 11:30~15:30 18:00~20:30(L.O) |
休業日 | 無休 |
※記事中の商品・サービスに関する情報などは、記事掲載当時のものになります。詳しくは店舗・施設までお問い合わせください。