川のせせらぎとアンティークな雰囲気でオトナ時間を。


「水の都・三島」を象徴するひとつに、富士山の湧水が流れる源兵衛川があります。
市内を流れる源兵衛川の中には飛び石や木道が設置してあり、三島駅周辺の散策ルートとしてとても人気です。そんな水辺の散歩道の途中に、青い屋根と素敵なテラス席のある〈#dilettante cafe(ディレッタントカフェ)〉があります。
店内はテーブル席と、目の前に源兵衛川を眺めることができるテラス席。散歩する人たちや、時々通る伊豆箱根鉄道の電車も眺められるテラス席は川の上にあり、目の前を流れる透き通った川のせせらぎと緑豊かな自然にとても癒されます。

店内は、少し暗めの照明とアンティークな装飾品で落ち着いた雰囲気。どちらで食事しても日常から離れた素敵なひとときを過ごせそうです。

地元で取れた食材を使用した、食材そのものを楽しめるイタリアン。


ランチは、前菜+メイン料理のコースに飲み物付き。メイン料理は数種類の肉料理、魚料理からチョイス。追加でパスタやデザートをつけることもできます。今日は贅沢に、コースに追加でパスタとデザートも注文しました。

彩り豊かな前菜はお肉、魚、野菜の盛り合わせで、異なる美味しさを少しずつ味わうことができます。中でもキッシュが絶品。外側のパン生地のカリッと感とクリーミーでふわふわの具が他にはない一品で、ぜひ一度味わっていただきたいです。この日のパスタは、新玉ねぎときのこのクリームパスタ。濃厚なクリームソースと玉ねぎの甘みが絶妙です。追加で注文したこちらのパスタは2人でシェアをおすすめしてもらったため、ちょうどよい量でした。
メイン料理は地元産の食材を使用しており、沼津港からあがった魚料理や愛鷹牛、長泉町のもち豚など5種類ほどからチョイスできます。今回は「愛鷹牛 ブリケタ(肩バラ肉)トマト煮込み」をチョイス。時間をかけて煮込まれたお肉は、ナイフで簡単に切れるほどの柔らかさ。付け合わせの三島野菜のローストもシンプルな調理で素材そのものの甘みを味わうことができます。もちろんトマトの煮込みソースにつけても美味しい。

ランチコースで選べる飲み物にはアルコールメニューもあり、ワイン片手にお食事を楽しんでいる方も多かったです。

自然の中で、ゆったりと流れる時間を愉しむ。


ランチの後のデザートは同じ建物の3階にある姉妹店ワインカフェ「waltz.(ワルツ)」に移動していただくこともできます。こちらもアンティーク雑貨などが置かれ、センスあふれる素敵な空間なのでおすすめです。場所を変えてまた違った気分でデザートをいただくのも素敵ですね。
今回いただいた「ジュン・サンベリー・ファーム紅ほっぺ苺のセミフレッド」は、地元ファームの低農薬苺を使用した、生クリームとメレンゲのムースを冷凍したようなデザート。シャーベットのような甘酸っぱいすっきりとした味わいで、食後にぴったりです。
〈#dilettante cafe〉では、食事と会話を楽しむためになるべくスマートフォンの使用は控えめにと注意書きがあります。店内のお客さんはテラスからの景色や彩り豊かな食事、ワインなど、この時間を楽しんでいるようでした。今回は平日にお伺いしましたが、ランチの時間を過ぎてもお客さんが多く、予約をおすすめします。三島へ行った際は、ぜひ訪れてみてください。



Text & Photo:tabigatari editorial department




いつもと違う静岡県観光には、三島市緑町の〈#dilettante cafe / waltz.〉がおすすめ。

#dilettante cafe / waltz.


所在地静岡県三島市緑町1-1 1階、3階(Google Map
アクセス伊豆箱根鉄道三島広小路駅より徒歩3分
電話番号055-972-3572
URLhttps://www.dilettantecafe.com/
営業時間[水・木・金] 11:30 ー 17:00(16:00 L.O.)  
[土] 11:30 ー 16:00(15:00 L.O.)           
    18:00 ー 22:00(20:00 L.O.)   
[日] 11:30 ー 17:00(16:00 L.O.)
休業日月・火

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