vol.1、vol.2では、写真を紙にプリントするなどして、アナログな写真との向き合い方をご提案してきました。そして今回は、誰かと旅の思い出をシェアしたり、大切な人への感謝の気持ちを伝える一つの選択肢として、自分で撮った写真を人に贈る方法をご紹介します。

大切な人に写真を「おくる」


スマホの写真はアプリの機能を使うことなどで、簡単に誰かと写真を共有できますが、実際にプリントした写真やアルバムをプレゼントしたことはあるでしょうか。簡単にデータを共有できる時代だからこそ、ひと手間かけた「物としての写真」をもらうと、新鮮でとても嬉しい気持ちになれるかもしれません。

旅先で撮った写真は、人にプレゼントすることで、その旅での素敵な思い出や経験を共有することができます。写真は見る人に、その旅の空気感や感動を伝えることができ、特別な瞬間を長く記憶に留めておくことができます。


旅の写真を贈る方法

一緒に旅へ行った人へ


旅先の思い出や印象的な風景、相手の素敵な笑顔を「プリント」で。お手軽な方法としてはコンビニプリントなどでもよいので写真用紙にプリントすることです。コンビニによってはちゃんと写真用紙にプリントできるので、独特の厚みと光沢感のあるプリントが仕上がります。何枚か印刷したら、お気に入りの封筒に入れて相手に渡しましょう。写真があると旅の思い出話も盛り上がりますよね。


旅先でお世話になった人へ


旅先でお世話になった人へ、お気に入りの一枚をポストカードにして贈りましょう。スマホでお手軽にデザインできるアプリもあるので、デザインの要素を加えてタイトルやコメントをつけてみるのもおすすめです。自分なりの工夫を凝らしてオリジナルのポストカードを作ってみませんか。思わぬプレゼントにきっと相手も喜んでくれるでしょう。


大切なあの人へ


旅先で買ったお土産を大切な人に渡すときに、メッセージカードを添えるように写真を添えてみましょう。大切な人への日頃の感謝の気持ちを写真に直接書くことで、より気持ちが伝わります。ちょっとした旅のエピソードを話しながら渡すと、相手も想像を膨らませてくれることでしょう。

旅のひとつの目的として


誰かに写真を見てもらうことが旅の目的の一つになると、旅先で写真を撮ることが、より楽しくなると思います。写真を贈ること自体が、相手との繋がりを深めるよい機会になるかもしれません。自分が撮った写真を人と共有することで、旅の素敵な思い出が一層深まるといいですね。

Text & Photo: Yuki Arimitsu



 
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