色とりどりの看板の中でもひときわ目を引く屋号。


”Bebeってなんだろう?”
岐阜県各務原市・JR鵜沼駅を出てすぐのところに、ひときわ目立つ黄色い看板があります。店内には店の外からでもわかる大量のワインボトル。カウンター席と、テーブル席が4席でこじんまりした雰囲気。そして暖かい装飾も相まって居心地の良さを感じます。出迎えてくれたのは本場のイタリア人並みに陽気な店主。ここは、イタリアの酒場をコンセプトに食事とお酒を愉しめるイタリアンのお店だそうです。

本格派の料理の数々を心ゆくまで味わう。


吊り下げランプの暖かみに癒される店内で、まず頼んだのは生ビール。温度と泡のきめ細かさが絶妙で、お世辞抜きでこのサッポロビールは、これまで飲んだ生ビール至上ナンバーワン。前菜のカルパッチョやチーズの盛り合わせと共に、渇いた胃を満たします。「お腹すいてるでしょ?」と聞かれて思わず頷くと揚げナスのマリネが登場。奥深い味わいと特有の食感がマッチしてなんとも言えない高揚感に。「ピザを食べて欲しいからパスタは少なめにするね(笑)」といわれて出された明太子のクリームパスタも濃厚で絶品でしたが、続いて登場した看板メニューのピザ、ビスマルクが美味しすぎて優勝!
どの料理も夢中でいただき、気が付けばお腹も満たされていましたが、女性に大人気だという手作りティラミスの余白は意地でも空けました。

//この日いただいたメニュー//
*マグロのカルパッチョ
*チーズの盛り合わせ
*揚げナスのマリネ〜生ハム添え〜
*明太子のクリームパスタ
*ビスマルク
*ティラミス

そこは陽気なイタリアの酒場そのものだった。


店内にはワインをはじめウィスキー、スピリッツからリキュール、そして焼酎まで多種多様なお酒が揃っています。店主によると常連さんのリクエストで種類は増える一方だそうです。来たひとを陽気に迎え、美味しい料理でお腹いっぱいにもてなす。そして心ゆくまで飲んでいってほしいという店主の心意気。そんな心意気に惚れた人々が集まり、自然と客同士での交流も始まるこの店は、まさにイタリアの酒場そのもの。お腹が空いたとき、ちょっと疲れたとき、イタリアンを食べたいとき、飲みたいとき、誰かと話したいとき。週3じゃあ足りないかもしれません。
「Bebe」は店主の幼少期からの仇名をそのまま屋号にしたそうです。なんて、チャーミング。

さて、夜も更けてきたのでそろそろ帰りますか。



Text & Photo:tabigatari editorial department




いつもと違う岐阜県観光には、各務原市鵜沼〈unumaバル Bebe〉がおすすめ。

unumaバル Bebe(ベベ)


所在地岐阜県各務原市鵜沼山崎町4-15-2 1F(Google Map
アクセスJR鵜沼駅から徒歩約3分
電話番号058-372-5200
営業時間[月~木]17:00~23:00 
[金]17:00~24:00 
[土]16:00~24:00
休業日日曜・第2月曜

※記事中の商品・サービスに関する情報などは、記事掲載当時のものになります。詳しくは店舗・施設までお問い合わせください。